第12回 数理モデリング研究会 in 京都:

数理モデリングの哲学
―― 数理モデルは何のためにあるのか ――

研究会は1100人を超える登録者にYouTube配信を行い,盛会のうちに終了しました.ご参加ありがとうございました.

日程: 2020年11月21日,22日

【招待講演】 合原一幸,甘利俊一,池上高志,伊庭幸人,蔵本由紀,篠本滋,土屋和雄,西浦廉政

【戦略提案】 石井信,郡宏,寺前順之介,引原隆士,深井朋樹

【特別出演】 塚田稔,設楽宗孝

【討論参加】 青柳富誌生,大泉匡史,樺島祥介,唐木田亮,小山慎介,酒井裕,中尾裕也,中江健

趣旨: 

数理モデル解析には高度な解析技術が必要とされてきましたが,現代では様々なアプリケーションが開発され,誰もが手軽に利用できるようになりました.このような変化のなかで,理論研究者はどういう方向を目指せば良いのでしょうか.本研究会では,数理モデリング研究の開拓者たちをお呼びして,彼らがこれまで研究を進めた背景の哲学を語っていただきます.また現在最前線で活躍中の研究者もお呼びして,今後の研究戦略について語っていただきます.

開催方法: 

京都会場での講演と議論,オンライン講演を組み合わせてインターネット・ライブ配信しました.

組織委員:

坪泰宏,島崎秀昭,小林亮太

共催:

科学研究費助成事業(基盤C)18K11560
立命館大学システム視覚科学研究センター
立命館大学R-GIRO視機能再構築に向けたシステム視覚科学研究拠点

プログラム:

 11月21日(土)  13:00-18:00  
 13:00 - セッション 1 座長:坪 泰宏  
   篠本 滋  私は何をやってきたのか
   池上 高志  複雑系科学における減算と縮約
   伊庭 幸人  なぜ統計学だったのか,そしてこれからのこと
   西浦 康政  真贋のはざま
 15:30 - セッション 2 座長:島崎秀昭  
   石井 信  サイボーグAIの実現に向けて
   深井 朋樹  情報圧縮:脳的アプローチ
   塚田 稔  創造とAIー塚田の時空間学習理論、実験と数理ー
   甘利 俊一  幸運なるわが人生:数理工学を目指して
   設楽 宗孝  実験家から数理モデリングへの期待
 11月22日(日)  9:00 - 12:00  
 9:00 - セッション 3 座長:小林亮太  
   合原 一幸  いいモデル、悪いモデル
   寺前 順之介  知能の物理学
   引原 隆士  パワープロセッシング:アナログからハイブリッド・デジタルへ
   郡 宏  結合振動子系
   土屋 和雄  科学技術と工学
   蔵本 由紀  私にとっての数理モデル



----------------------- 研究会の様子 -----------------------































マスクで集合

ズーム講演者と一緒に 「皆さん息を止めて」