外山対談ダイジェストが神経回路学会誌 (2006) vol.13: 53-74に掲載されました.ぜひお読みください.

外山対談,甘利対談が出版されました!

「脳科学のテーブル」外山敬介・甘利俊一・篠本滋 (京都大学学術出版会, 2008

 

 

■日本神経回路学会小特集: 「座談会 神経科学と理論研究の交流から生まれたもの」

対談者:外山敬介(京都府医大名誉教授),川人光男(ATR),櫻井芳雄(京大文),金子武嗣(京大医),篠本滋(京大理)

 

■特集のねらい:

本企画は,近年すさまじい進歩を見せる脳神経生理学研究の現状を紹介し,理論研究が神経科学に与えたインパクト,今後の可能性について,対談を通して議論するものである.広範な分野にわたる学会員が共通に気軽に読むことができて,なおかつ各自の研究活動のヒントを誘起するような特集企画として,対談形式を採りたい.理論を尊重しながら神経生理学研究を世界の第一線でリードしてこられた外山敬介氏(京都府立医科大学名誉教授,島津製作所基盤研究所顧問)を囲んで,脳神経科学の発展の歴史を一望し,神経科学にインパクトを与えた理論研究とはどういったものだったか,今後の理論研究はどうあるべきか,について研究者たちが語りあう.この企画は電子情報通信学会誌 (2005)222-233 「座談会 ニューロコンピューティングから生まれたもの」(甘利俊一,仁木和久,篠本滋,岡田真人,麻生英樹)の「兄弟姉妹編」として位置づけることもできる重要なものであると考える.

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「外山対談」は2005118日(火)午後1時から5時間にわたり京都大学時計台記念館会議室にて行われました.